データサイエンス入門について

現代はこれまでの情報社会(Society4.0)を超えて、AIの発達やIoT、ビッグデータを活用して新たな価値を生み出す、Society5.0の時代を迎えています。Society5.0は、様々な知識や情報を結びつけて、社会の諸課題を解決していく時代です。その時代をリードしていく人々には、文系・理系や専門・職業のジャンルを問わず、数理・データサイエンス・AIの基礎知識を持ち、その原理を理解して実社会に活用できるスキルが強く求められます。
創価大学通信教育部では、数理・データサイエンス・AIについての関心を高め、基礎的な内容を適切に理解し、活用する能力を育成するため、教育プログラム「データサイエンス入門」を実施しています。

対象

令和7(2025)年度以降に在籍する全ての正科生

プログラム名称

データサイエンス入門

身につけることができる能力

本プログラムを修了することで、次の能力を身に付けることができます。

本プログラムで身に付けられる能力 数理・データサイエンス・AI(リテラシーレベル)モデルカリキュラムの各項目との対応
データ・AIが現代社会にどのような影響を与えているかを認識し、説明できる 1-1. 社会で起きている変化
1-2. 社会で活用されているデータ
1-3. データ・AIの活用領域
1-4. データ・AI利活用のための技術
1-5. データ・AI利活用の現場
1-6. データ・AI利活用の最新動向

• 目的に応じ、適切な記述統計量を選択・算出し、説明できる
• 不適切に作成された数字やグラフに惑わされずに、適切に解釈できる
• 
データの特徴を把握し、解決すべき問題を発見し、定義できる
• 
データや数字からわかることとわからないことを峻別できる

2-1. データを読む
2-2. データを説明する
2-3. データを扱う
• データ・AIに関する倫理的・法的・文化的な観点について認識し、
説明できる
• 倫理的、法的、社会的な議論において、多様な考えを相対化し、自分の主張を位置付けることができる
3-1. データ・AIを扱う上での留意事項
3-2. データを守る上での留意事項
修了要件

データサイエンス入門Ⅰ(1単位)とデータサイエンス入門Ⅱ(1単位)の2科目を修得すること。
いずれかの科目を履修登録することで、本プログラムに登録したことになります。また、この2科目の修得をもって本プログラムを修了したことになります。
別途の申し込み・修了申請等の手続きは必要ありません。
修了者には年度末にオープンバッジを授与します。

開講されている科目の構成

本プログラムは以下の2科目を修得することで、修了となります。このうちデータサイエンス入門Ⅰは、1年次入学生は卒業要件上でも必修です。

科目名 単位数 配当年次 科目区分
データサイエンス入門Ⅰ 1 1 共通科目・必修
データサイエンス入門Ⅱ 1 2 共通科目・選択
授業の方法および内容

データサイエンス入門Ⅰ・Ⅱともに、オンデマンドスクーリングで開講します。
授業内容の詳細は、以下のシラバス検索ページより、科目名で検索してご確認ください。

実施体制
プログラムの運営責任者 データサイエンス教育推進センター長
プログラムを改善・進化させるための体制 データサイエンス教育推進センター
プログラムの自己点検・評価を行う体制 データサイエンス教育推進センター

 

自己点検・評価の結果