夏期スクーリング「川柳コンテスト」の表彰式が行われました
8月16日(日)の夏期スクーリング開講式にあわせて、「夏期スクーリング川柳コンテスト」の表彰式をディスカバリーホールにて行いました。
今年で5回目となる「夏期スクーリング川柳コンテスト」には、391作品もの応募があり、厳正な審査の結果、以下の通り、入賞作品が決定いたしました。
入選作品は、8月30日(日)までの夏期スクーリング期間中、中央教育棟1階ロビーにて展示中です。
グランプリ
【審査員コメント】
念願のA評価を得た大きな喜びを、「採点ミス?」という妻の思いがけない一言で、鮮やかな笑いに転じた一句です。本人の驚きと誇らしさ、日頃の夫婦のやり取り、そして学びをそばで見守る家族の存在までが、わずか十七音の中から生き生きと伝わってきます。五七五の調べも整い、結句の「妻が言う」という落ちも実に鮮やかです。学びの達成感、家族の温かさ、そして上質なユーモアを兼ね備えた一句です。
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本当にたまにしかもらえないA評価がでて喜んでいると、わざわざ水を差すようににやにやしながら妻が言います。
準グランプリ
【審査員コメント】
レポートを書き上げたときの高揚感と不安感、そして、思い切って提出するときの緊張感が、説明なしに言動で表現されているところがおもしろく、川柳ならではのユーモアのある表現といえます。自分の書いたものに、まるでわが子を送り出すような慈しみと心配を感じていることも端的に表現されています。
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やっと書き上げたレポート、どうか良い評価で返ってきてほしいという思いを込めてます
【審査員コメント】
通信教育で学ぶことの本質をずばり言い得て妙です。わかりやすくすなおなことばで学ぶことの喜びが表現されています。通信教育のキャッチコピーにしたいような佳句だと思います。
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6月に大阪で開催された教育実習講義に参加しました。対面での講義に参加するのは初めてで、そこで10人の同期との出会いがありました。その時のことを思い出して書きました。
通信教育部長特別賞
【審査員コメント】
開設50周年の意義が凛とした表現で詠まれています。
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「男子は全員大学へ」の約束で、1977年通教経済学部に入学し1982年に卒業。在学中に師から直接激励を受けた。「師と共に」が人間王者の道。あれから43年、通教50周年に合せて法学部に入学し卒業を誓う。
入賞作品
| 作者 | 句 |
|---|---|
| 村田知行 | スクーリング 酷暑猛暑が おじぎする |
| マーサン | 照れながら そっと差し出す 学割証 |
| バイクマン | 古希のジイ 行くぞ!夏スク 孫エール |
| Fe560 | C評価 わたしにとっては ええ(A)評価 |
| Hikaru | 声出てる? 口角あげて 顔認証 |
| ダイニング 瞬時にそこは 創価大! | |
| のーら | 自分力 発見の学び 背すじ伸び |
| 片岡 利恵子 | 自分より 娘の卒業 祈ってる |
| ひでじい | 霊山に おもむく前に 卒業を |
| rabbit.kick | 不思議だな、知らないことが、楽しいわ。 |
| おさむくん | 「信」「通」う 未来の私に 会いに行く |
| zoow | 行きつけの ポータルだけが 知っている |
| もんど | 一致した 顔と名前と アイコンと |
| 白鳥望 | 夕焼けと 真夜中まじる 同じ授業 |
| にわか侍 | 締め切りに 追われて夢に 近づいた |
| ロコちゃん | 成績も シニア割引 あるんかな? |
| すがちゃん | 学ぶほど 日本語なのに 私何人?(なにじん)? |
| 人工関節のランナー | 古希の坂 夢へと続け 学び舎へ |
| しょうちゃん | 夏季スクで 正解よりも 問いを持つ |
| てるお | スマホ閉じ 世代を超えた 議論かな |
| もっちゃん | 学びたい! 求む心が 適齢期 |
| はっぴぃモモちゃん | 朝に勝つ 脳もイキイキ 三問解く |
| じーやま | レポートで 生成AI すぐばれる |
| ふくちゃん | 試験中 終了まじかに 指けいれん |
| 林檎 | 息子らと 同時入学 ゆめはたす |
| れいこさん | もしかして 生まれながらの 認知かな |
| フーミン | 来世への スタートライン この学び |
【総評】 審査委員 平林 香織 先生
2026年度夏季スクーリング川柳コンテストへのご応募ありがとうございました。
今年は去年よりも55名も多い162名の方から391句のご応募がありました。高水準の句が多く、激戦でした。グランプリ・準グランプリ・通教部長賞の4名のみなさんをはじめ、入賞された26名のみなさん、本当におめでとうございます。
年々すぐれた句が多くなり、審査員泣かせです。たった17文字なのに、日本古来の和歌の技法である掛詞や縁語、見立て(ほかのものになぞらえる比喩的な表現)を駆使した作品も多く、感動しました。ユーモアやオチのある作品は、すぐれたコントのようなおもしろさがあり、思わず吹き出してしまいました。
川柳は、五音+七音+五音の韻律に乗せて日常を切り取る江戸時代以来の文学活動です。季語や切れ字などは必要とせず、17文字の中に、見たこと・聞いたこと・感じたことを凝縮させます。日常の景色を17文字という制約のなかで切り取ることは、ことばによって日常風景の写真をとるようなものです。五・七・五のリズムにぴったりと収まった句は、不思議な説得力や深さや味わいをかもしだします。1枚の写真にいろいろな情報が乗っかっているように、すぐれた川柳には詠まれた内容に対する作者の思いが凝縮されています。
夏スクの定番メニューとなった川柳コンテストをこれからもどうぞよろしくお願いします。
受賞作品展示中!