創大Days

2022年02月28日

丹木の歳時記2022 如月(二)

創大Days編集部

例年より寒い日が多かった丹木の冬も漸く終わりに近づいています。姿は見えませんが、雑木林の中からは鶯(うぐいす)の鳴き声も聞こえてきます。枝垂れ梅(シダレウメ)が見頃を迎え、白梅や紅梅も咲いています。落葉の中から顔を出したのは節分草(セツブンソウ)。例年なら節分の頃に咲き始める節分草は、環境省の準絶滅危惧種(NT)に指定されている貴重な山野草です。「スプリング・エフェメラル(春の妖精)」とも呼ばれ、花が咲き終わると次の春まで地面の下で過ごします。遙かに望む富士山はまだ深い雪をかぶっていますが、春の訪れを待ちわびていた花々が一斉に咲き薫る日もすぐそこまで来ています。
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ページ公開日:2022年02月28日


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