創大Days

2023年07月25日

丹木の歳時記2023 文月(三)

創大Days編集部

22日に関東の梅雨明けが発表されました。いよいよ夏本番。ニイニイゼミに加えてミンミンゼミの賑やかな声も聞こえてきます。早朝のキャンパスで咲き乱れる山百合や「文学の池」の蓮を眺めているとあまりの美しさに陶然とし、一人で見るのがもったいないような気持ちになります。どこからともなく聞こえてきたのは聞き慣れない野鳥の囀り。声はすれども姿は見えず。すぐにスマホを取り出し鳴き声を録音しました。帰宅後に野鳥図鑑やインターネットで検索したところ、声の主はどうやらキバシリのようです。雀くらいの大きさのキバシリは山林に住む留鳥で、地味な色をしています。いつか姿をとらえることが出来たら本欄で紹介したいものです。普段は人が立ち入らない奥まった場所にある山椒の木では見慣れない幼虫を発見。調べてみるとカラスアゲハの終齢幼虫でした。キャンパスの自然観察を始めてはや20年。山野草や樹木、野鳥、菌類、昆虫等々、それなりに理解を深めてきたつもりでまだまだ勉強不足。新たな出会いにわくわくしながら今日も観察を続けています。
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ページ公開日:2023年07月25日


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