10年ほど前、私たち母娘は追突による交通事故に遭ってしまいました。数年後、その事故の後遺症で娘は体調を崩してしまい、それまで通っていた九州の大学から2学年3学期を最後に実家に戻ってくることになりました。「心身ともに挫折した」と沈み込む娘を見て、「今がそのときではないか」と強く感じ、創大の入学資料とPR 画像を二人で拝見し、創立者がつくってくださった学び舎で一緒に学ぶことのすばらしさと意義について深く話し合いました。人生で初めての大きな挫折に自信をなくしかけていた娘でしたが、新たな目標をもって創大で学ぶ喜びを実感し、今では通教の文学部で母娘でともに元気に勉学に励んでいます。
娘は、「通教に入って、本当の意味での学ぶ楽しさと苦労を知った」と話します。今後は「語学力やコミュニケーション能力をさらに磨いて、人の役に立つ仕事に就きたい」と目を輝かせます。母である私は、今学んでいる日本語教育を活かしつつ、多言語を習得し、仕事の幅をもっと広げていくつもりです。まだまだ二人で一人前ではありますが、創価教育をしっかり学び、それぞれの胸に刻みながら、ともに成長していきたいと思っています。
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