私たちは二人とも創大通教で学び、私は教育学部、弟は経済学部を卒業しています。その後、文学部が開設されたことを知り、小学校の図書館司書として働く私も、新聞社で本の装丁や配架、資料の管理をしたことのある弟も、文学に興味があるということで、「せっかくなら1 期生として一緒に学ぼう」と決意しました。働きながら通教で学び続けることは容易ではなく、ときには弱い心に流されそうになることもありますが、創立者の哲学を学び、学問の楽しさや学んだことを人生に活かす喜びを知って、様々なことにチャレンジしようとする意欲が湧いてきます。姉弟で通教に入ったことで、課題の期日や情報を共有するとともに、お互いが学びの触発にもなっています。
卒業後、私は今の仕事で子どもたちに本の魅力を伝えるとともに、いつか「児童文学の旅に出る」という夢をもっています。弟はもともと「世界の国々と地元の長野県をつなげる」という目標がありましたが、文学部で日本語教師の資格を取得できると知り、人生プランが明確になりました。二人で夢を叶えるために頑張っていきたいと思います。
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