学修支援だより【2026年4・5月号】

Foreword <1>

新入生歓迎挨拶

学長 鈴木 美華

 創価大学通信教育課程にご入学された皆さん、誠におめでとうございます。教職員一同、皆さんを心より歓迎申し上げます。新たな道に一歩を踏み出した皆さんが、これから学びを重ね、自らの可能性を切り拓いていかれることが大変嬉しく、また頼もしく感じております。
 通信教育は、仕事や家庭などさまざまな背景を持つ皆さんが、自分のペースで学びを深められる機会を提供するものです。しかし同時に、自主性や継続する力が求められる学びの形でもあります。日々の忙しさのなかで学習時間を確保することは、決して容易いものではありませんが、その積み重ねこそが、皆さんの成長と未来への確かな力となります。
 また、学びとは単に知識を得るだけではなく、自らの視野を広げ、他者や社会を理解し、よりよく生きる力を育むものでもあります。通信教育という柔軟な学びの場だからこそ、日常の経験と結びつけながら、自分自身の歩みを深めていくことができるでしょう。どうか焦らず、一歩一歩、着実に歩んでいかれてください。
 創立者池田先生は、新世紀第11回学光祭のメッセージにおいて、通信教育で学ぶ皆さんに対し、トルストイの次の言葉を贈られました。「成長することが不可能な状況など決してない」、「絶え間ない成長こそが、消えることのない、いな、増え続けていく喜びの真の源泉なのである」。そのうえで創立者は、「学び成長する皆さん方の生命よ、生き生きと若々しく頑健であれ!労苦を恐れず前進する皆さん方の人生よ、断固として勝ちまくれ!」(2012年8月14日)、とエールをおくられました。
 創立者のメッセージの通り、通信教育で大いに学び、人生の勝利を目指していきましょう。改めて、皆さんの入学を祝し、これから始まる学びの旅が実り多いものとなることを祈念いたします。

Foreword <2>

新入生歓迎挨拶

通信教育部長 吉川 成司

新たな50年の第一期生として

 新入生の皆さん、創価大学通信教育部へのご入学、誠におめでとうございます。教職員一同、心から歓迎しお祝い申し上げます。
 開設50周年の佳節を迎えた2026年、新たに経済経営学部が開設されます。ほかの学部も学科やコースの再編が行われます。この時に入学された新入生の皆さんは、“新たな50年の第一期生”です。これまでの礎に立ち、更なる高みをめざして共々に前進を開始してまいりましょう。
 さかのぼること50年、1976年の5月16日に挙行された「通信教育部開学式」に際して、創立者・池田大作先生は「初志貫き“第一期生”の誉れを」と、万感こもるメッセージを録音し寄せてくださいました。
 「5月16日は、重大の歴史の日となりました」。この一節に始まるメッセージで、創立者は、創価教育の父・牧口常三郎先生が提唱された「半日学校制度論」、すなわち、「人間教育を志向するうえで、働きながら学ぶことこそ、最も適切な環境条件である」ことをふまえて、「皆さん方は、“創価教育体現の第一期生”である」と祝福してくださいました。
 なお、このメッセージは、「初年次セミナー」の授業で、音源そのままを聞き学ぶことができます。また、創立者は、小説『新・人間革命』第23巻「学光」の章で、ご真情あふれる筆致で通信教育部開設の意義について語ってくださっています。
 通信教育部では、このほかにも、環境問題、データサイエンス、人生100年時代など現代的な教養に関する科目も開講されています。教職、FP、簿記、日本語教師などの資格取得を目指す方のためのコースが設けられています。そして、このような豊かな学びが自宅でできる、オンラインでの学修環境が整っています。さまざまな現実と格闘する中で、ときにくじけそうな時もあるかもしれませんが、その剣が峰こそ真価を発揮する時です。向学の友と励まし合い心を鼓舞しながら、一歩また一歩と前進し学びの光を輝かせてまいりましょう。

教職指導講座

教員採用試験と教育実習に向けて

通信教育部講師 栗本 賢一

 創大キャンパスに桜花爛漫の春がやってきました。2026年度のスタートです。この一年が通教生のみなさんにとって実り多く幸多き日々となりますよう心から祈念いたします。
 今号では、本年度教員採用試験(以下「教採」)を受験するみなさん、また、教育実習に挑戦するみなさんにアドバイスを届けたいと思います。

教採一次試験に全力を!

 本年度の教採一次試験は、静岡県や島根県の5月9日(土)を皮切りに7月19日(日)の香川県まで約2か月の間で行われます。関西方面は6月13日(土)、東京・関東は7月5日(日)に集中しています。
 教採突破のカギは一次試験攻略にあります。受験地の過去問題集を肌身離さず手元に置いてやり切ってください!「わからない・できない」問題がある場合はいつまでも時間をかけずに、解答を見て「なるほど」と納得して知識を増やしていくほうが価値的です。文字通り寸暇を惜しんで負けじ魂で取り組んでください。

最後までベストを尽くして!

 「あきらめたらそこでゲームセット」とは、あるアニメの中に出てくる言葉です。みなさんはこんな経験はありませんか?「試験の直前に確認していた資料から問題が出た!」これは決して偶然ではないと思います。最後の最後まであきらめずにベストを尽くしたからこそ、といえるのではないでしょうか。

「小論文」対策を!

 「小論文」にはかなりの注力が必要です。中でも一次試験で「小論文」がある東京都や大阪府、横浜市などは過去問と並行して早めに取り組む必要があります。及第点の小論文が書けるようになるまでには時間を要しますので、通信教育部主催の対策講座、また、教職キャリアセンターの個別相談に予約を入れて取り組むことを強くお勧めします。指導講師が個別に丁寧に寄り添いながら添削したりアドバイスしたりします。
※教職キャリアセンターの個別相談は「オンライン」可です。

自分を信じて強気で!

 みなさんの中には仕事と通教の学びと教採対策、あるいは家事育児との両立三立に汗を流している方が多くいらっしゃいます。貴重な時間をこじ開けるようにして過去問を解いたり、睡眠時間を削ってレポートを書いたりなど、まさに勇猛精進しているみなさんです。教採に臨んで不安はあると思いますが、自分の努力を信じてください!自信を持って強気で!いきましょう。創立者・池田大作先生は常々「人生は強気で」とおっしゃいました。

教採二次試験対策

 まずは教採一次試験に向けて全力ですが、二次試験に向けての心づもりも必要です。
 二次試験は一次試験が終わってから約一ケ月から一ケ月半後に行われます。そこで絶対にお勧めなのが通信教育部主催の二次試験対策講座と教職キャリアセンター個別相談の活用です。二次試験は「個人面接」「模擬授業」「場面指導」など受験者の個別性が高いので、個別相談を通して自身のキャリア、強みなどを活かしながら準備していきます。 

「エントリーシート」

 二次試験ではエントリーシートに記入して事前に提出することになりますが、その内容も極めて重要です。それをもとに面接で質問されたり深掘りされたりするからです。これも個別相談でアドバイスをもらいながら、内容をよく検討吟味して記入してください。
 教採受験のみなさんを通教教職担当、通教事務局、そして教職キャリアセンターの指導講師が全力で応援、サポートします!

教育実習は“生涯忘れ得ぬ宝の日々”に

 本年度教育実習に挑戦するみなさんに心からのエールを送ります。緊張と不安でいっぱいという方も多いでしょう。でも心配いりません。教育実習は最高に楽しく「生涯忘れ得ぬ宝の日々」になることは間違いありません。
 純粋で真っ直ぐな子供たちとの出会い。毎日のふれあい。子供たちから「〇〇せんせい」と呼ばれることが照れくさかったり嬉しかったり。しかし、けっして背伸びする必要はありません。自分らしく、ありのままの自分で関わってください!
 授業実習もうまくいかなくて当たり前、失敗も大いに結構です。むしろそこから、さまざまなことを学んでいけばよいのです。 

よく学びよく遊べ!

 一にも二にも子供たちとたくさん遊んでください。子供は遊びが大好きです。一緒に遊んだ分、研究授業で子供たちは必ず「お返し」をしてくれます。昨年度も、教育実習に取り組んだ通教生が異口同音に「本当にそうでした!」と感想を語ってくれました。 

 教育実習は教員としての力量と専門性を磨く最高のチャンスです。教育実習をとおしてさらに力を付けて、「教職の道」という夢の実現に向かって大きく前進しましょう。

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