日本学生支援機構の実施する奨学金

日本学生支援機構奨学金は、経済的理由によって修学が困難な学生を支援する、国の教育事業です。

奨学金には貸与型と給付型があり、貸与型奨学金を利用した場合卒業後に返還が必要です。

申請には家計基準と学力基準がそれぞれ設けられています。

日本学生支援機構 貸与型奨学金

第一種奨学金【無利子】

貸与額(月額) 【2017年度以前入学生】
 自宅生:3万円/5万4,000円
 自宅外生:3万円/5万4,000円/6万4,000円

【2018年度以降入学生】
 自宅生:2万円/3万円/4万円/最高月額(5万4,000円)
 自宅外生:2万円/3万円/4万円/5万円/最高月額(6万4,000円)
 ※最高月額は、機構の定める家計基準を満たす場合のみ選択可能
利子 無利子
貸与期間 採用年度から4年生まで(継続審査あり)。
貸与開始月は4月。
応募条件 日本学生支援機構の定める「学力に関する基準」と「家計に関する基準」の両方を満たしていること。 
【詳細】
https://www.jasso.go.jp/shogakukin/about/taiyo/taiyo_1shu/index.html
出願時期 ①予約採用⇒高校3年時4月~7月(在学高校の奨学金担当者に申し出てください)
※予約採用者は期日までに手続きすることによって、大学入学後4月から入金開始
②在学採用⇒大学入学後、4月~5月(詳細はポータルサイトをご確認ください)
※在学採用者は採用後、6~7月頃に初回入金(4月分からまとめて入金)
注意事項 「高等教育の修学支援新制度」の第Ⅰ区分、第Ⅱ区分の支援対象者は、日本学生支援機構第一種奨学金(無利子)の貸与不可
第Ⅲ区分の対象者は、日本学生支援機構第一種奨学金(無利子)の貸与月額が2万円程度に制限
※日本学生支援機構第二種奨学金(有利子)は併用可能です。

第二種奨学金【有利子】

貸与額(月額) 2万円から12万円のうち1万円単位で選択
利子 有利子  ※利率は上限年3%
(1)利率固定方式  
(2)利率見直し方式 のいずれかを選択。
在学中は無利子。
【詳細】
http://www.jasso.go.jp/shogakukin/seido/riritsu/riritsu_19ikou.html
貸与期間 採用年度から4年生まで(継続審査あり)。
貸与開始月は4月。
応募条件 日本学生支援機構の定める「学力に関する基準」と「家計に関する基準」の両方を満たしていること。
【詳細】https://www.jasso.go.jp/shogakukin/about/taiyo/taiyo_2shu/index.html
新入生の場合の第二種奨学金の学力基準は本学入学で基準を満たすものとする。
出願時期 ①予約採用⇒高校3年時4月~7月(在学高校の奨学金担当者に申し出てください)
※予約採用者は期日までに手続きすることによって、大学入学後4月から入金開始
②在学採用⇒大学入学後、4月~5月(詳細はポータルサイトをご確認ください)
※在学採用者は採用後、6~7月頃に初回入金(4月分からまとめて入金)

入学時特別増額貸与奨学金【有利子】

貸与額
(入学時1回のみ)

10万円/20万円/30万円/40万円/50万円より選択。
利子 有利子  ※利率は上限年3%
(1)利率固定方式
(2)利率見直し方式 のいずれかを選択。
在学中は無利子。
【詳細】
http://www.jasso.go.jp/shogakukin/seido/riritsu/riritsu_19ikou.html
応募条件
以下の①②のどちらかの条件を満たすこと
  1. 奨学金申込時の家計状況が、機構の定める基準(認定所得金額0円以下)を満たす場合
  2. 日本政策金融公庫の実施する「国の教育ローン」に申し込みし、公庫が定める要件を満たした上で、融資を断られた場合
(公庫の定める要件:
1.世帯の収入が公庫の示す金額以内のあること 
2.借入申込額が350万円を超えていないこと)
出願時期
①予約採用⇒高校3年時4月~7月(在学高校の奨学金担当者に申し出てください)
※予約採用者は期日までに手続きすることによって、大学入学後4月から入金開始
②在学採用⇒大学入学後、4月~5月(詳細はポータルサイトをご確認ください)
※在学採用者は採用後、6~7月頃に初回入金
※入学時特別増額貸与奨学金のみの申請はできません

その他の奨学金

家計急変時の奨学金制度【貸与型】
在学中に家計が急変した場合、1年以内に申し出ることで、その時点で貸与を受けていない奨学金(第一種・第二種)を事由発生年月まで遡って貸与を受けることができる制度です。
緊急採用奨学金(第一種)【無利子】
<申請条件>
1年以内に家計支持者の死亡・離婚・失業・倒産・大幅な収入減などで家計が急変した者
ただし、現在第一種奨学金を受けている場合は、申請不可  
※原則、貸与終期は採用年度3月です。貸与継続を希望する場合は、延長の手続きが必要となります。

<貸与額(月額)>
【2017年度以前入学生】
 自宅生:3万円/5万4,000円
 自宅外生:3万円/5万4,000円/6万4,000円

【2018年度以降入学生】
 自宅生:2万円/3万円/4万円/最高月額(5万4,000円)
 自宅外生:2万円/3万円/4万円/5万円/最高月額(6万4,000円)
 ※最高月額は、機構の定める家計基準を満たす場合のみ選択可能
 
応急採用奨学金(第二種)【有利子】
<申請条件>
1年以内に家計支持者の死亡・離婚・失業・倒産・大幅な収入減などで家計が急変した者。
ただし、現在第二種奨学金を受けている場合は、申請不可 
原則、正規の卒業年月(4年生)まで貸与を受けることが可能です。

<貸与額(月額)>
2万円から12万円のうち1万円単位で選択
海外留学時の奨学金制度【貸与型】
在籍中の海外留学の際、申請ができる奨学金制度です。
第一種奨学金(海外協定派遣対象)【無利子】
<対象者>
JASSO「海外留学支援制度(協定派遣)」の給付を受ける者のうち、3か月以上1年以内の期間で短期留学する者
なお、次の者は申請対象外です。
  • 海外留学支援制度(協定派遣)の給付期間が3か月未満の者
  • 国内の第一種奨学金を貸与継続中の者(国内の第一種奨学金との併用貸与は不可)

<貸与額(月額)>
【2017年度以前入学生】
 自宅生:3万円/5万4,000円
 自宅外生:3万円/5万4,000円/6万4,000円

【2018年度以降入学生】
 自宅生:2万円/3万円/4万円/最高月額(5万4,000円)
 自宅外生:2万円/3万円/4万円/5万円/最高月額(6万4,000円)
 ※最高月額は、機構の定める家計基準を満たす場合のみ選択可能

<利子>
無利子

<貸与期間>
JASSO「海外留学支援制度(協定派遣)」の支給開始月から支給終了月まで

<募集時期>
JASSO「海外留学支援制度(協定派遣)」に採用された時点で、ご相談ください。
 
第二種奨学金(短期留学)【有利子】
<対象者>
  • 国内の学校に在学していること
  • 留学期間が3ヶ月以上1年以内の短期留学であること
 ※ただし、ダブルディグリー・プログラムで学位取得に1年以上の期間を必要とし、国内で在学している大学等でその学位を認める場合は最大2年まで貸与を認めます。

【上記を満たし、以下のいずれかの条件を満たす者】

  • 国内在籍学校の学生交流に関する協定等に基づく留学であること
  • 留学により取得した単位が、国内在籍学校(当該奨学金制度の奨学生として推薦した学校)の 位として認定される留学であること
  • 大学院レベルの研究留学で、在学している学校長が有意義と認めた留学であること

<貸与額(月額)>
2万円から12万円のうち1万円単位で選択

<利子>
有利子  ※利率は上限年3%

<募集時期>

留学先大学の受入開始月によって申請時期が異なります。
ポータルサイト内の「奨学金関係書類」ページをご覧ください。

 

留学時特別増額貸与奨学金【有利子】
第一種奨学金(海外協定派遣対象)か、第二種奨学金(短期留学)の貸与を受ける者で、
初回1回に限り増額して貸与を受けることができる制度です。

<対象者>
以下の①②のどちらかの条件を満すこと
奨学金申込時の家計状況が、機構の定める基準(認定所得金額0円以下)を満たす場合
日本政策金融公庫の実施する「国の教育ローン」に申し込みし、公庫が定める要件を満たした上で、融資を断られた場合
(公庫の定める要件: 1.世帯の収入が公庫の示す金額以内のあること 2.借入申込額が350万円を超えていないこと)

<貸与額(留学出発時初回1回のみ)>
10万円/20万円/30万円/40万円/50万円より選択

<利子>
有利子  ※利率は上限年3%

<募集時期>

第一種奨学金(海外協定派遣対象)、もしくは第二種奨学金(短期留学)の申請時に合わせて申請

【注意】

  • 留学時特別増額貸与奨学金のみの申請はできません。
  • 初回入金は、留学後になります。
海外の大学・大学院進学時の奨学金制度【貸与型】
卒業後、海外の大学、または大学院に進学する場合、大学を通じて予約申請ができる奨学金制度です
第一種奨学金(海外大学院学位取得型対象)【無利子】※大学院のみ
<対象者>
JASSO「海外留学支援制度(大学院学位取得型)」の給付を受け、海外大学院に進学予定の者
なお、次の者は申請対象外です。
  • 海外大学院の途中年次から新たに「海外留学支援制度(大学院学位取得型)」の給付を受ける者
  • 国内の第一種奨学金を貸与継続中の者(国内の第一種奨学金との併用貸与は不可)

<貸与額(月額)>
修士課程相当:5万円/8万8,000円
博士課程相当:8万円/12万2,000円

<利子>
無利子

<貸与期間>
JASSO「海外留学支援制度(大学院学位取得型)」の支給開始月から支給終了月まで

<募集時期>
JASSO「海外留学支援制度(大学院学位取得型)」に採用された時点で、ご相談ください。
※例年3月中旬から4月末の期間で受付予定

なお、本奨学金の申請を海外大学・大学院進学後に希望する「在学採用」は、直接機構への申請手続きとなります。
在学採用の詳細は、機構ホームページをご確認ください。
 
第二種奨学金(海外)【有利子】
<対象者>
・大学卒業見込者および卒業後3年以内の者で、学位(学士号・修士号・博士号)取得を目的として海外の大学・大学院に進学・編入を希望する者
・大学院修了見込者および卒業後3年以内の者で、学位(修士号・博士号)取得を目的として海外大学院に進学を希望する者

<貸与額(月額)>
・海外大学進学者:2万円~12万円のうち1万円単位で選択
・海外大学院進学者:5万円/8万円/10万円/13万円/15万円

<募集時期>
進学月によって異なります。進学の半年前までにご相談ください。

<申込み手続き>
ポータルサイト内の「奨学金関係書類」ページをご覧ください。


なお、本奨学金の申請を海外大学・大学院進学後に希望する「在学採用」は、直接機構への申請手続きとなります。
在学採用の詳細は、機構ホームページをご確認ください。
 
入学時特別増額貸与奨学金【有利子】
第一種奨学金(海外大学院学位取得型対象)か、第二種奨学金(海外)の貸与を受ける者で、
初回1回に限り増額して貸与を受けることができる制度です。

<対象者>
以下の①②のどちらかの条件を満すこと
奨学金申込時の家計状況が、機構の定める基準(認定所得金額0円以下)を満たす場合
日本政策金融公庫の実施する「国の教育ローン」に申し込みし、公庫が定める要件を満たした上で、融資を断られた場合
(公庫の定める要件: 1.世帯の収入が公庫の示す金額以内のあること 2.借入申込額が350万円を超えていないこと)

<貸与額(初回入金時1回のみ)>
10万円/20万円/30万円/40万円/50万円より選択

<利子>
有利子  ※利率は上限年3%

<募集時期>

第一種奨学金(海外大学院学位取得型対象)、もしくは第二種奨学金(海外)の申請時に合わせて申請

【注意】

  • 入学時特別増額貸与奨学金のみの申請はできません。
  • 初回入金は、留学後になります。

奨学金振込日

奨学金の振込日は以下をご確認ください。

各種願(届)

奨学金の「辞退」や、休学等の学籍異動に伴い奨学金を「休止」「復活」させる場合は、該当の異動届を学生課奨学金係に提出してください。
※提出期限:月末までの提出で再来月の入金日から適用。(例:6月末までに提出→8月入金から適用)
必要な様式については、ポータルサイトのメニュー内 「奨学金関係書類」に掲載しています。
奨学金貸与中の届出・願出や返還中の手続きについての詳細は、以下をご確認ください。