創大Days

2024年04月09日

丹木の歳時記2024 卯月(二)

創大Days編集部

菜の花が咲く頃に降り続く雨を菜種梅雨(なたねづゆ)と言いますが、このところ降ったりやんだりの天気が続いています。すっきりと晴れ渡った青空をバックに満開の桜といきたいところですが、なかなか天候に恵まれず。そうこうしているうちに見頃は過ぎてしまいます。新古今和歌集に「春雨はいたくな降りそ桜花まだ見ぬ人に散らまくも惜し」(赤人)とあります。「春雨よ、まだ桜を見ていない人のためにあまりひどく降らないでおくれ、花が散ってしまうのは惜しいから」というような意味になるでしょうか。そこで今回お届けするのは夜桜。写真家に寄ればライトアップされた夜桜を撮るのは日没から20分後までがお薦めだそうです。現在の東京の日没時間は午後6時すぎ。その時分にキャンパスを巡ってみました。プロのカメラマンのような訳には参りませんが、この時期ならではの幻想的な光景をお楽しみ下さい。


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