高校時代から創大通教に入学するまでのことを教えてください
高校2年生の時、学校に馴染めず通信制の高校へ通うことにしました。通信制高校に入学したことで、自由に使える時間ができ、高校2年生の時には親の勧めでアメリカへ2週間、スペインへ1週間行きました。3年生の時には、1年間分のレポートを1ヵ月で終わらせ、専門学校に進学するため6月に東京へ引っ越し、一人暮らしを始めました。結果として、通信制高校は自分のペースで学べたので、自分に合っていたと思います。
もともとスポーツが好きで、卒業後はスポーツトレーナーを目指し専門学校へ進学しましたが、スポーツトレーナーの仕事に就くことに迷い始め、自分の将来を考えた結果、専門学校をやめてアルバイトをしながら生活をしていました。そんな時に、家族や地元の知り合いの方たちから創大通教を勧められました。もう勉強はしたくないと思っていましたが、周囲の激励もあり、進学を考え始めました。通学課程への進学も考えましたが、自分のペースで学べること、働きながら学べることに魅力を感じ、通信教育にしようと思いました。
創大通教で実際に学んでみて、どのように感じていますか
通教卒業生の母からスクーリングの楽しさを聞いていたので、入学後は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、大学でのスクーリングに行けなかったことが残念です。来年こそ、大学でのスクーリングに参加できることを楽しみにしています。
オンライン授業で受けた、文学部の「家族の社会学」という授業では、家族の役割や特性、自立の考え方について、海外と日本との違いを学んだことが印象に残っています。高校時代から、一人暮らしを経験した自分に当てはめて学べることがたくさんあり、自分の経験を生かすことができることを学びました。
大学での勉強を通し、いろいろな分野を知る機会がとても増えましたが、今はまだ、自分の将来や興味のある分野が何なのかは、模索中です。
しかし、残り2年間で、通教の勉強を第一に取り組みながら、興味のあることに積極的に挑戦していき、自分らしく輝けるものを見つけたいと思っています。そして、将来は、自分の得意なことを生かせる仕事に就きたいと思っています。
母が創価大学の卒業生で、通教で教員免許を取得し教員をしていたこともあり、創大通教のこと、スクーリングのことは聞いていました。今はコロナ禍でオンラインでの授業になっていますが、それでもいろいろな年代の方たちと接することができ、刺激になっています。通学課程では味わえないことがたくさんあることが通教の魅力です。
また、通教では学ぶ時間も場所もペースも、自分でコントロールすることができるので、その点は自分にとても合っていると思います。
学修する中で工夫していることや大事にしていることはありますか
学び方は人それぞれだと思いますが、オンとオフの切り替えは意識しています。私はあまり無理をせず、自分のやる気にあわせて勉強しています。机に向かって勉強を始めてみても、どうしてもやる気が出ないときや勉強していても頭に入らないなと思う時には、短時間で勉強を切り上げ、メリハリをつけて勉強するようにしています。
通信制高校から創大通教を目指そうとしている方たちへアドバイスをお願いします
通信制高校は、だんだんと当たり前になってきています。日中に街中を出歩いていると「学校はどうしたの?」と聞かれることがあるかもしれませんが、引け目に感じる必要はありません。通信制でもちゃんと高校を卒業できますし、自分に無理をして通学の学校に行く必要はないと思います。通信制だからこそできること、経験できることはたくさんあります。私自身、海外に行ったこと、早めに一人暮らしを始めたことなど、その当時は目の前のことに必死でしたが、振り返るとすべてが良い経験となり、意味があったと感じています。
私は、学ぶことでこれまで経験してきたことの意味を発見できたので、ぜひ、皆さんも、自身の経験を生かすためにも学びに挑戦してほしいです。
くになが みさき Misaki Kuninaga
[好きな言葉]
自分らしく
[性格]
面倒くさがり、好きなことにはとことん
[趣味]
音楽を聴く、テレビを見る
[最近読んだ本]
『新・人間革命』30巻
[出身地]
長崎県
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