かつての私は自己否定が強く、自分なんかに可能性はないと挑戦する前から諦め、周りに合わせては後悔の日々を送っていました。
夢も希望も目標もなかった空っぽな毎日。
そんな私でしたが、創立者の『誰が何と言おうと、私は君を、あなたを信じています。信じ抜いてます』『もし君自身が、「もうダメかもしれない」とあきらめそうになっても、私は絶対にあきらめません』との励ましの言葉に出会い、自分を信じたい、弱く臆病な自分を変えたい、と思えるようになりました。そして、絶対に創価教育を学びたいと創価大学の受験を決意しました。
しかし、結果は不合格。2年間浪人し、最後の試験でも悔いなく自分の力をだしきりましたが合格することができませんでした。
どん底に落ち、希望を見失っていた時、地元の先輩から通教の話を伺ったことを思い出しました。それまで創価大学に通信教育があることも全然知らなかった私ですが、これまで必死で戦ってきた日々を無駄にしたくない、自分の心の弱さで諦めてしまった教育者になるという夢に、もう一度挑戦してみようと通教への入学を決意しました。
しかし、自分の中の通信教育のイメージは、孤独で冷たい、さみしいマイナスなイメージが強く、入学当初は仕事との両立にも慣れず、悪戦苦闘の連続でした。
このまま続けられるか不安ななか、初めて参加したスクーリング。衝撃を受けたのは、ご年配の方が慣れないパソコンに苦労しながらも、いちばん前の席に座り、前のめりになり一生懸命学ぶ姿でした。学びの喜びを体現されるその姿は、とても尊く、輝いて見え、授業をうけているだけなのに感動で涙があふれてきました。
もう1つ、私の通教生活がガラッと変わったのは、光友会と出会ったことです。
初めてのスクーリングで、千葉県光友会の方に誘われ、学光祭で前に出て体操をすることに。緊張の思いで舞台に立った時、見えたのは幅広い世代の通教生が学びの喜びに溢れ、会場中が歓喜でいっぱいになっている様子でした。
『学びの世界は喜びと輝きで満ち溢れている、希望で溢れている。
ここは世界一の最高の学舎、私は一人じゃない』
このときの感動は言葉で言い表すことができません。
このことがきっかけとなり、光友会の活動にも積極的に参加するようになりました。
光友会には全国そして海外から集まった幅広い世代のメンバーがいます。これまで光友会の勉強会などで、多くの通教生と関わってくるなかで、皆さんが仕事や勉強など日々大変な中でも、「負けない」と決めた笑顔で自分らしく輝いている姿から、挑戦をやめない人が必ず勝つということを教えていただきました。
通教の最大の魅力は、人生の友を得られることだと思います。これまでも、家族の病気や親友との別れなど、悩みにぶつかることはたくさんありましたが、そんな暗闇の中でも、自分の希望の光だったのが光友会で頑張る通教生の存在でした。どんなに疲れても、辞めたくなっても、通教を続けてこれたのは、仲間との友情と絆があったからです。
今、私は 創大通教生でいられることを心から誇りに思います。
これからも、大好きな千葉光友会のみんなと手を取り合って、最高の学びの青春を歩んでまいります。
ねもと ひでみ NEMOTO Hidemi
[好きな言葉]
今日も負けるな 今日も勇みて 誓いの道を 勝利の道を
[性格]楽観的
[趣味]読書 ・ カフェ巡り
[最近読んだ本]