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『ノイズに振り回されない情報活用力』

通信教育部 教授 劉 継生

鈴木進介・著 明日香出版社

 私たちの世界は情報で溢れています。これらの情報に、すべて価値があり、そして正確なものであれば、私たちの思考や行動が大いに改善されるでしょう。しかし、これは理想にすぎず、実際の膨大な情報は玉石混交であり、無意味な情報、価値がない情報、誤った情報、悪質な情報なども含まれています。人間が生きていく上で、情報は物質やエネルギーと同じく必要不可欠な基本要素です。情報がなければ私たちの内面世界が形成されず、人生の目標も実現できません。遺伝現象なども踏まえて考えると、情報は人間の生命そのものであり、人間の知識や生き方のすべてであると言えます。
 一方、刻々と変化する混沌とした情報の海に流れて、情報過多、情報混迷、自己喪失を感じる人も多くなっています。これは情報に惑わされた状態と言えます。つまり、複雑な情報に対するふるい分けができず、情報との付き合いがうまくできていないということです。実際に、情報を思考と行動、さらには価値創造へと活かすためには、それなりの知識と方法を持ち合わせていることが問われます。もし、そういったものがなければ、情報をどのように集めればよいか、そこから良質な情報をどうやって抽出するのか、情報をいかに組み立てて価値創出を行うか、といった問題は解決できません。
 情報活用の知識と方法とは何でしょうか?それを本書はわかりやすく解説しています。ネット上には膨大な情報がありますが、その8割はノイズ(余分で価値がない情報)であり、本当に価値がある情報は2割にすぎません(本書pp.29-32)。だからこそ、情報洪水の中で、何が価値あるものなのかを見極める力は、この社会を生きていく上で必須のスキルであります。本書はこのように考え、「情報洪水の中で、本質を捉え、成果を最大化する」ための情報整理術および情報活用の方法を詳しく説明しています。
 情報活用の方法について、本書は「インプット」→「整理」→「アウトプット」といった3つのステップを提案しています(pp.37-41)。インプットとは情報を集めることです。現代人が1日に浴びる情報量は、平安時代に生きた人々の一生分であり、江戸時代の人々の1年分であるため、インプットにおいて真っ先に行うべきことは、ゴールを設定することです。膨大な情報の中で、ゴールがなければ砂漠の中をマラソンするようなものです。ゴールという指針が明確であれば、途中でノイズがいろいろと入ってきても脱線しません。また、ゴールがあってもそれが正しくなければ、情報をたくさん集めたとしても活用しにくいのです。
 
 情報整理とは、集めた情報に対する分析や加工を行うことであり、3つのプロセスから構成されています(pp.99-102)。第1に「情報の準備」です。これは様々な場所に分散している情報を1か所にまとめ、フォーマットも統一しておくことです。第2に「グルーピング」です。これは内容や性質に合わせて情報をグループ分けすることです。出来上がったグループに対して内容の特徴を反映するラベルも付けます。パソコンを利用する場合、ラベルはフォルダ名に該当し、ファイルは一つひとつの情報に該当します。第3に「配置」です。これは情報の関連性や繋がりに基づいて情報を構造化することです。情報を付せんに書き出し、模造紙やホワイトボードに整理し、線で囲むという方法があります。デジタル情報の場合は、付せんをWordやPowerPointに書いて線で囲めば完成です。
 また、情報の真偽や正誤をチェックする際に、鳥の目、虫の目、魚の目という視座の切り替えも効果的です(pp.114-119)。「虫の目」によるズームインで、抽象的な情報を身近に観察することができます。鳥の目によるズームアウトで、全体像を俯瞰することができます。魚の目のように泳ぎまわってみることで、全体の流れを把握することができます。
 アウトプットは成果を仕上げることです(pp.140-143)。その際に、余計なものをそぎ落として、シンプルかつ簡潔に表現することがベストです。長い文章は読んでもらうことが重要なのですが、一目見るだけで意味が伝わるようにする必要があります。つまり、読み手の頭の中でイメージが浮かび上がるように表現することです。情報量や文字数を詰め込みすぎるとわかりにくくなり、読み手に負荷をかけてしまいます。
 本書の章立てはこのようになります。第1章「ほとんどの情報はノイズである」、第2章「少ない労力でインプットする秘訣」、第3章「使える情報を選別する極意」、第4章「最少の情報で最大限アウトプットする方法」、第5章「ノイズから逃げる技術」。このような内容が、私たちのレポート作成にも役立つのではないかと考えられます。
 レポート作成は、たくさんの情報を収集して、その情報に対する理解と分析を行い、成果をまとめ上げる過程です。これは、既存の情報を活用して新しい価値を創りだすことでもあります。本書が取り上げているインプット→整理→アウトプットのスキルは、レポート作成にも応用できるでしょう。
鈴木進介 著
『
ノイズに振り回されない情報活用力』
ISBN:9784756921871
2022年、明日香出版社 216ページ 本体1500円+税

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