問題発見・解決能力と論理的思考力、実社会で役立つコミュニケーション能力を備えた、世界の平和と人類の幸福に貢献する人材を育成します。
人間主義に基づく「新しい経済のあり方」を求めて
経済学部長 高木 功
経済学の「経済」とは「経世済民」の略です。「世(よ)を経(おさ)め、民(たみ)を済(すく)ふ」という意味です。世界に秩序を与え、人々の生活を保障することが「経済」学の使命ということができるでしょう。創立者は創価大学の将来構想の一つとして,「人間主義経済の研究,すなわち資本主義,社会主義を止揚する,人類の新しい経済のあり方について,理論的・実践的な研究もしていったらどうか」と提言されています(「創価大学設立構想」1969年5月3日)。実社会において活躍されながら、学問を志す皆さんの使命は大きいと思います。
経済のグローバル化による機会と危機の時代にあって、「人類の新しい経済のあり方」を求めて学問し、実践する価値創造の波を起こしてまいりましょう。