科目コード |
- |
単位数 |
2 |
配当年次 |
1 |
履修パターン |
S |
この科目は、創価大学通信教育部の学生として、是非とも学ぶべき本学の建学の精神および創立者池田大作先生の思想や行動の軌跡について、学長、通信教育部長をはじめとする複数の講師陣によるオムニバス方式の授業を通して、深く学んでいく科目である。この科目では、通信教育部の学生が建学の精神と創立者の思想・哲学について、その学問的な根拠を学ぶとともに、その学習を通して、本学学生としてのアイデンティティを形成することを目的としている。
科目コード |
- |
単位数 |
2 |
配当年次 |
1 |
履修パターン |
S |
「創価教育」とは何か、ということをみんなで考えてみよう。これがこの授業の最大のテーマです。担当者も一人ではなく、「創価教育研究所」の教員が交代で講義をいたします。考える材料は、「創価教育学」の提唱者であり「創価教育学の父」といわれる牧口常三郎先生の御生涯から始まり、それを受け継いだ戸田城聖先生、そして創立者池田大作先生の思想と実践です。さらに、現在「創価教育の現場」である創価大学の歴史については、一つひとつ丁寧に見ていきたいと思っています。そして、創立者池田先生の示された教育論を通じて「創価教育」について考えていきたいと思っています。「創価教育」とは何かということを、自分なりにしっかりと説明ができるようになっていただくことが最大の目標です。
科目コード |
- |
単位数 |
2 |
配当年次 |
1 |
履修パターン |
S |
本講義は自立した学習者を目指してもらう為に、まず履修の方法、学習時間の工夫および学習サポート体制の活用の仕方について述べます。その上で、通教生が学習するうえで柱となるレポート作成に重点を置き、その取り組み方について講義をします。具体的には「テキストをいかに読むか」、「資料をいかに探すか」、「レポートをいかに書くか」について述べた後、レポートの評価項目の視点から「より良いレポートにするため」の講義をします。本講義は実践も重視しており、「文章を書くための体験学習」を実施します。
科目コード |
- |
単位数 |
2 |
配当年次 |
1 |
履修パターン |
T |
先に「英語IB」(スクーリング)を受講することを勧める。事前学習とスクーリングで英文法を学び、語彙やイディオムを増やし、アメリカン・ルネサンスの思想をつかんだ上で、「英語IA」で英語力を高め、レポート課題や科目試験に取り組んでほしい。「英語ⅠA」で扱う『ワンダーブック』はホーソンが子供向けに書いた作品でアメリカの子供たちに初めて紹介されたギリシャ神話。それも、ホーソンが「いくらか脚色した」(前書き)刺激的な作品で、彼の思想(ピューリタニズムと超絶思想)が滲み出たものとなっている。
科目コード |
- |
単位数 |
2 |
配当年次 |
1 |
履修パターン |
S |
事前学習においては、英文法の基礎とアメリカン・ルネサンスの概要を学ぶ。授業では、エマソン、ソローと後継者オルコットの代表作品を取り上げる。トルストイ、ガンディー、キングの平和思想、デューイのプラグマティズム(実用主義哲学)――すべて、人間性を変革しようとする運動――へと受け継がれる、その原点ともいうべきアメリカ思想を原語(=英語)で学ぶ。著者たちの話の進め方、語調を味わいながら深遠な超絶主義に浸り、そこに生まれた自立心の強い子供を中心とした児童文学の世界を楽しみたい。英文法を確認しながら、語彙やイディオムを増やしたい。
科目コード |
- |
単位数 |
2 |
配当年次 |
2 |
履修パターン |
T |
言語の技能として、読む、書く、聞く、話す、の4つがあり、科目試験とレポート課題を通して、「読む」ことを中心に学ぶ。この「読む」ことが他の3つの技能の基礎にもなっている。これにより、英語の運用能力をつけ、またその力をさらに洗練していくことを目標とする。教科書は、英語の文化や習慣、現代事情についての内容が多く、【注】を参考に辞書を引きじっくりと読んでいくことが求められる。科目試験、レポート課題ともその英文の内容をきちんと理解することが重要である。その上でそれを日本語で表現していくのである。
科目コード |
- |
単位数 |
2 |
配当年次 |
2 |
履修パターン |
S |
英語の運用能力をつけ、またその力をさらに洗練していくことを目標とする。言語の技能として、読む、書く、聞く、話す、の4つがあり、このうちの「読む」ことが中心になるが、これが他の3つの技能の基礎にもなっている。スクーリングに先立ち学生にはメディア学習が求められる。スクーリングでは、共通予習箇所が設定されている。現代の比較的平易な英語を、辞書を引き音読しながら読んでいく。英語の文化や習慣、現代事情についてもできるだけ触れていく予定である。
科目コード |
- |
単位数 |
2 |
配当年次 |
2 |
履修パターン |
S |
英会話Ⅰでは、言語コミュニケーションとリスニングスキルの基礎力を向上することに重点を置きます。教科書は自然な対話形式に基づいたユニットで積極的に学生が参加し、自身の生活や、興味、意見などを共有できるようにします。受講者は本物の英語に触れることができます。授業評価は、積極的な参加に焦点を当てます。授業に積極的に関わり、参加することが必須です。勉強は大変ですが、雰囲気はリラックスして楽しいものです。勉強に専念すれば、リスニングとコミュニケーションスキルが向上します。
科目コード |
- |
単位数 |
2 |
配当年次 |
2 |
履修パターン |
S |
英会話Ⅱでは、英会話Ⅰでの基礎を学んだ上で、更なる言語コミュニケーションとリスニングスキルの向上に重点を置きます。教科書はトピックに基づいた会話形式のものです。自然な対話形式に基づいたユニットで積極的に学生が参加し、自身の生活や、興味、意見などを発信できるようにします。受講者は本物の英語に触れることができます。授業評価は、積極的な参加に焦点を当てます。授業に積極的に関わり、参加することが必須です。勉強は大変ですが、雰囲気はリラックスして楽しいものです。勉強に専念すれば、リスニングとコミュニケーションスキルが向上します。
科目コード |
- |
単位数 |
2 |
配当年次 |
2 |
履修パターン |
T |
ドイツ語の基礎的な文法を習得し、日常的な話題についての簡単な談話を理解できるようになることを目指します。教科書がありますが、ドイツ語のアルファベートから始めて、簡単なあいさつを学び、次第に現在時称の様々な表現へと移っていきます。最後に過去の出来事を伝えるところまで進んで終わります。さらに中級への橋渡しとして文法の補足を行います。テキスト第8課までの範囲で学習報告レポートを、第9課から最後の12課までと、文法補足の部分で、2回目の学習報告レポートを提出し、理解を確認します。
科目コード |
- |
単位数 |
2 |
配当年次 |
2 |
履修パターン |
S |
ドイツ語の基礎的な文法を習得し、日常的な話題についての簡単な談話を理解できるようになることを目指します。ドイツ語のアルファベートから始めて、簡単なあいさつを学び、次第に現在時称の様々な表現へと移り、過去の出来事を伝えるところまで進みます。その上で文法の補足を行います。テキストでは第5課までをWEBでのメディア授業で学習していただき、第6課から最後の12課までと、文法補足の部分を面接授業で学習していただきます。
科目コード |
- |
単位数 |
2 |
配当年次 |
2 |
履修パターン |
T |
欧州言語基準(A1)に合わせて、ここでは「文法」項目の学習に力をいれていく。文法項目はL7の複合過去形までを学習します。文法練習問題によって、学習項目の定着を図ります。このクラスでは文法項目を中心に学習し、複母音などの特殊な発音を正しく読めるようにします。発音規則、文法規則をしっかりと覚えることを目標として学びます。
科目コード |
- |
単位数 |
2 |
配当年次 |
2 |
履修パターン |
S |
欧州言語基準枠(A1)にそって、授業は行われる。L1~L4はメディア授業として行います。授業ではL7の複合過去形まで学びます。ことに、つぎの項目が明確に言える、書けるようにします。1.日常的表現と基本的な言い回し。2.自己紹介ができる。3.何処に住んでいるか、どこの出身か、何が好きかなどの応答ができる。4.相手がゆっくり、そしてはっきりと話してくれると、簡単なやりとりができる。などの具体的な勉学実績が出せるようにするために、授業中に行うプラクティカルな口頭並びに筆記を通して学習します。
科目コード |
- |
単位数 |
2 |
配当年次 |
2 |
履修パターン |
S |
初めて中国語を学ぶ人のための授業です。ことばの学習は発音が基礎です。教科書では発音の習得のためにくわしい説明を行い、最初にしっかりと発音を身につけられるように配慮しました。中国語を書き表す文字は漢字ですが、漢字は表音文字ではないので、発音の表記には中国語用のローマ字表記を用います。この中国語ローマ字表記法は世界で広く用いられているものです。まずこの表記法に慣れ、正しい発音方法を学べるように授業をすすめます。日本語の発音との比較を通して中国語の発音の特徴を学べるようにも説明します。
科目コード |
- |
単位数 |
2 |
配当年次 |
2 |
履修パターン |
S |
会話はコミュニケーションにおけるルールに従って行われます。このルールは日本語も中国語も基本的には共通する部分が多いのですが、違いを知ることも大切です。あいさつの仕方や電話の掛け方などにそうした違いが見やすい形で現れます。この授業では、特にコミュニケーションにおけるルールを、手紙文、説明文、それにやさしい物語を学びながら解説していきます。なお会話といっても「文」から成り立っていますので、「文」のルール即ち文法事項も深めていきます。
科目コード |
- |
単位数 |
2 |
配当年次 |
2 |
履修パターン |
T |
スペイン語の文章を日本語に和訳するといった観点からではなく、比較的平易な日本語の文章を、どのような点に注意してスペイン語にすべきかを、教科書「演習編」を中心に学習します。スペイン語Aで取り上げる基本動詞は、ser, estar, heber, tenerの4つで、現在形の活用のみです。したがって、これ以外の動詞や過去時制を用いた表現などがテキストで使用されることはありません。日常の会話は、「持っています」「~です」「~があります」などの表現が中心となっていることを強調したいと思います。
科目コード |
- |
単位数 |
2 |
配当年次 |
2 |
履修パターン |
S |
スクーリングは受講者のレベルに合わせて講義を実施します。1.文字と子音字の特徴 2.母音とアクセント 3.名詞の性と数 4.定冠詞と不定冠詞 5.品質形容詞の名詞対応形 6.人称主語と「である」動詞SER 7.指示形容詞と所有形容詞、主語人称代名詞と自動詞SER 8.「である」「いる」動詞SERとSTAR
科目コード |
- |
単位数 |
2 |
配当年次 |
2 |
履修パターン |
S |
ハングルは語順や助詞、漢字語など、日本人にとって学びやすい言語だと言われます。講義では教科書の「文字と発音編」と「会話編」5課まで学習します。「会話編」では「単語トレーニング」を練習し、次に「学習ポイント」で文型を学び、おきかえ練習や本文、チャレンジなどで実践的に反復練習をします。この授業の到達目標として、①文字をみれば発音できる、音をきけば文字が書けるようにする。②初級段階の文型と語彙を習得する、③学習項目の範囲でコミュニケーションが取れるようにする―ことを目指しています。
科目コード |
- |
単位数 |
2 |
配当年次 |
2 |
履修パターン |
S |
この講義では教科書「会話編」6課から12課までを学びます。学習に際してはDVDや教科書の付録CDを活用しながら、予習・復習が円滑に進められるよう工夫しています。学習範囲はまず動詞・形容詞の基本形を学習し、次に否定形、希望を表す表現、過去形ほかさまざまな活用を学習します。到達目標は、①動詞・形容詞をもとに多様な活用形を理解する。②関連する語彙を学び使えるようにする。③学習した文型・語彙を使って、食事や買い物、旅行など実践的な場面でコミュニケーションが取れること―の達成にあります。
科目コード |
- |
単位数 |
2 |
配当年次 |
1 |
履修パターン |
F |
生涯にわたって健康を維持・増進するための、「生涯健康論」を学ぶ。高度な科学技術の成果が、生活の隅々まで浸透している現代社会であるが、科学技術に依存し過ぎた生活が、私たちの健康を害する場合もある。人間にとって心身にわたる「健康」は、依然として最重要の課題であり、自分の心身と深く向き合う時間を取りたい。「健康の本質」「人体の生理」「神経系の働き」「心とからだ」「健康のライフスキル」などの基礎知識を確認し、「健康な身体」と、ストレスや悩みに負けない「強くて柔軟な心」をつくる方法について考察する。
科目コード |
- |
単位数 |
2 |
配当年次 |
1 |
履修パターン |
F |
本講義は、食生活と健康を学ぶにあたっての基本的認識(「平均寿命の推移と死因」「生体成分と栄養素およびエネルギー代謝」)をふまえ、特に、食生活と健康(「日本人の食事摂取基準」「日常の食生活を考える」)という観点から、現代に生きる私たちにとって“よりよい食生活のあり方”について考えます。また、食事と運動(身体活動)は、エネルギー収支の面から考えると車の両輪とも考えられることから、「体脂肪に関する話題」や「日常生活と身体活動」についても紹介します。
科目コード |
- |
単位数 |
2 |
配当年次 |
1 |
履修パターン |
T |
日本文学の流れを知り、その特質を踏まえた上で日本文学の研究についての事項を学びます。また、いくつかの文学作品に触れ、その表現を考察した上で、読むこと、調べること、考えること、書くことの4つの項目について実践し、文学に関わるコミュニケーション全般を体験します。一般的な「正解」を求めるのではなく、「日本文学とはなにか」「作品分析はどのように行うのか」「自分の考えをどのようにして構築していくのか」との思索を習得することを目標とします。
科目コード |
- |
単位数 |
2 |
配当年次 |
1 |
履修パターン |
T |
文学作品の研究においては、その作品に何が書かれてあるかと同じように、いかに書かれてあるかという技法の側面に目を向けることが大切です。本科目は、文芸批評理論の概説を学びながら、文学研究の方法を学ぶことが目的です。ロシア・フォルマリズム、構造主義、記号論、新批評、受容理論、精神分析批評、脱構築、ポスト・コロニアリズムなどの理論を学び、自らが親しんだ作品の分析に応用することが到達目標となる。最終的には、それぞれの作品のどこに文学性を見出すかが「鍵」となってきます。
科目コード |
- |
単位数 |
4 |
配当年次 |
1 |
履修パターン |
F |
まずは、「難しい」という哲学に対するイメージをできるだけ払拭することから始める。そこで哲学における諸問題を日常生活との連関のなかで取り扱い、わかりやすく講義することを目的とする。ふだんの生活のなかで「当たり前」だと思っていることが、実はそうではないことに気づくことによって生まれる問いが哲学の世界に入る第一歩であることを述べる。さらにその具体例として、時間、私の存在、死、生命等をあげ、それぞれに関して学生といっしょに考えていく方法でアクティブ・ラーニングの一環としたい。
科目コード |
- |
単位数 |
4 |
配当年次 |
2 |
履修パターン |
S |
本講座では、音楽へのかかわり方としての最も基本的なことを習得することを目標とし、より広く自分の音楽への思いを実現していけるような音楽の基本の理論知識や教養を深めていくことを目指していきます。具体的な内容は、多くの方々の音楽への関心や趣味が広がっていけるような一般教養としての音楽史(西洋音楽史と日本の音楽史)と、楽典の音程や音名、音階、調、和音、そして音楽を構成していくための基本的な和声学の3つの領域の内容を勉強していきます。
科目コード |
- |
単位数 |
4 |
配当年次 |
2 |
履修パターン |
T |
現代の美術は学校、美術館などの施設における教育をはじめ、その方法も手段も多様化しているが、美術作品に触れることは、人の心に気づくことでもある。この授業では日本と世界の美術作品の考え方に触れ、鑑賞と表現の両面から学んでいく。まず歴史上における美術作品が生まれた時代背景や作者について学び、美術作品を自身の言葉で語ることを学ぶ。そして自身の目で見たものを心で感じ取り、自身の手を使って表現することを経験する。これらの学びを通して、美術作品を享受する自分の心を自覚し、同時に他者の心に気づくことをねらいとする。
科目コード |
- |
単位数 |
4 |
配当年次 |
2 |
履修パターン |
F |
倫理学とは一言でいうならば人間学といえます。「人間」が本来、世間を意味する言葉であるように、人間は孤立してではなく、つねに他の物や人とともに生活をしています。そこで関係的に生きる私(私たち)のあり方や、この関係の中でいかに価値を生みだしていくかということが倫理学のテーマになります。倫理学の対象は広いのですが、私たち自身のものの見方や考え方を深めることにより、世界も広がりと豊かさをもちます。本授業ではこうした倫理学的な見方・考え方を身につけることが目標です。
科目コード |
- |
単位数 |
4 |
配当年次 |
2 |
履修パターン |
F |
教養としての日本史の基礎的知識を押さえていく授業とする。スクーリング学習の場合について、1回目から5回目は、時代区分に従って、専門とする教員によるメディア授業を受講する。6回目から14回目の対面授業は、担当者により重点部分が異なる。担当教員のメディア授業を充分に理解したうえで、スクーリングを受講してほしい。テキスト学習の場合には、シラバスの学習内容を参考にしながら学習を進める。4つの時代の大区分からさらに細分化された時代を掘り下げ、全時代に及ぶテーマ別学習を取り入れながら進めてほしい。
科目コード |
- |
単位数 |
2 |
配当年次 |
1 |
履修パターン |
F |
この授業は、法学について基礎的な知識を得ることを目的として、次の項目を中心に学ぶ。1.法と社会規範、2.法と道徳の差異、3.法と裁判、4.裁判の基準(法源)、5.法の解釈、6. 憲法の基本原理、7.基本的人権(法の下の平等、信教の自由など)、8.犯罪と法(刑法の機能、犯罪の成立要件、刑事手続)、9.家族生活と法(家族法、婚姻、離婚、親子、相続)、10.財産関係と法(契約、保証、不法行為としての損害賠償)、11.国際社会と法・国際法
科目コード |
- |
単位数 |
2 |
配当年次 |
1 |
履修パターン |
F |
本授業では、日本国憲法についての基本を学びます。まず、憲法とは何か、その目的を理解し、日本における憲法の歴史を概観します。そして、基本的人権尊重主義、国民主権主義、平和主義という日本国憲法の基本原理を考察します。とりわけ、基本的人権の尊重については、総論・各論に分け、詳細に学修します。その後、統治機構について理解を深めます。中央の機構として国会・内閣・裁判所にとどまらず、地方自治に関する問題も学んでいきます。 授業では、単に知識を習得するだけでなく、「考える力」を付ける工夫をしていきます。
科目コード |
- |
単位数 |
4 |
配当年次 |
1 |
履修パターン |
F |
経済学の説く合理的選択理論をはじめとする行動原理と経済社会全体の循環システム、その相互作用の基礎を理解し、経済学の視点からさまざまな問題を考察できるようになる。この到達目標を達成するためにミクロ経済学とマクロ経済学の基礎理論を修得する。具体的にはミクロ経済学は市場均衡論、弾力性分析、消費者行動の理論、生産者行動の理論、余剰分析、および不完全競争論等を学習する。マクロ経済学は国民所得統計、国民所得決定モデル、金融理論、および国際経済論等を学習する。なお実践科学としての経済学は政策科学であるから、各項目において政策論議を含む。
科目コード |
- |
単位数 |
4 |
配当年次 |
1 |
履修パターン |
S |
経営学は、現実に活動している組織を研究対象とする学問である。本講義では「トップが語る現代経営」の講義のDVDビデオを用いて現場の経営者のリーダーシップについて深く学習します。経営で重要とされる人間主義の経営理念をいかにして体現し組織のリーダーとして経営に関わっているか、これを経営者の主張と対比させながら学習します。これから社会で活躍するために必要となる人間学(経営哲学)を創価の経営や人間主義という価値体系から学習します。
科目コード |
- |
単位数 |
4 |
配当年次 |
1 |
履修パターン |
F |
本講義を通して、人間生活や人間の存在への理解を深め、心理学に関心を持つことを目標とする。本講義では、「認知の世界~ゲシュタルト心理学」、「人とのつきあい方~パーソナルスペース」、「人間と学習~短期記憶と長期記憶」、「人間と性格~性格の診断法」、「人生の目標~達成動機」、「心のメカニズム~精神分析理論」、「人間の存在価値~マズローと自己実現」、「人間関係を育む~交流分析理論」等の内容を中心に、講義を進める。
科目コード |
- |
単位数 |
2 |
配当年次 |
2 |
履修パターン |
F |
社会学の面白さの一つは「非自明性の発見」にあります。本講義では、「意図せざる行為の結果」が生じる代表的パターン、すなわち①主観的意味と行為の客観的結果のズレ、②予言の自己成就、③社会的ジレンマを取り上げ、それらを特徴づけている脱常識的なメカニズムについて説明します。素材として扱うのは、犯罪の潜在的機能、官僚制の逆機能、デマの伝播過程、偏見と差別、地球環境問題、アウトサイダー、ジェンダーです。本講義では、社会現象の複雑な意味秩序を多角的に読み解く能力を習得することを目標にしています。
科目コード |
- |
単位数 |
2 |
配当年次 |
2 |
履修パターン |
F |
本講義では、量的社会調査の代表である「調査票調査」の全過程を学習します。当該調査が正しく行われ学術的な価値をもった調査になるためには、量的調査の全段階、すなわち①調査テーマと調査項目の決定、②調査票の作成、③調査対象の確定(サンプリング)、④調査の実行、⑤データの集計と分析、⑥報告書の作成の各段階でどんな科学的手順を踏み、どんな点に留意しなければならないかを具体的に解説します。本講義では、調査リテラシーの習得と量的社会調査全般を計画し実行できる専門性を養うことを目標にしています。
科目コード |
- |
単位数 |
4 |
配当年次 |
2 |
履修パターン |
T |
政治は私達の生活に大きな影響を与えます。また、国民主権であるということは、私達国民が政治の主役であるということを意味します。だからこそ、私達はこの政治をしっかりと監視するために、政治をきちんと見る力をつけなければならないのです。ここに政治学を学ぶ意味があります。そこで、当授業では、政治を理解するために必要なデモクラシーや権力、国家といった政治学の基本的な概念や知識を習得するとともに、自分の頭で政治をしっかり考え、客観的かつトータルに政治を認識できる力を身につけることを目標とします。
科目コード |
- |
単位数 |
2 |
配当年次 |
2 |
履修パターン |
S |
人間と教育、家庭教育や学校教育に関心のある学生に受講を勧め、本講義を通して、教育の目的や意義、役割について理解を深めることを目標とする。本講義では、「現代社会と教育~教育の目的と意義」「世界に目を向ける~各国の教育事情」、「人間の成長と発達~乳幼児期、児童期を中心に」、「意欲を育む接し方~原因帰属理論に学ぶ」、「教育とかかわり~教育における称賛と叱責」、「家庭教育とは~親の役割を考える」、「子どもの幸福と教育~創価教育学に学ぶ」等の内容を中心に講義を進める。
科目コード |
- |
単位数 |
4 |
配当年次 |
1 |
履修パターン |
S |
一般教養としての「数学」が目標です。まず第12章「学習指導書」を読み小学校から高校までの算数・数学の理解を確認します。各章の内容は次の通りです。第1章、第2章は、数の計算と式の計算、第3章では関数とグラフを学びます。第4章の数列の極限、関数の極限は、第5章で学ぶ微分法の準備です。第5章では、微分法の概念、導関数の定義と公式の活用を学びます。第6章の積分法、第7章のベクトル、第8章の行列と行列式、第9章の確率、第10章の図形問題、および第11章の文章問題は選択項目として収録しました。
科目コード |
- |
単位数 |
4 |
配当年次 |
1 |
履修パターン |
S |
統計学は、データから諸現象に関する情報を取り出すための科学的方法とその理論の体系です。この科目の目標は、統計学の考え方と統計分析の基礎を修得することです。例えば、新聞やテレビで報道される世論調査の結果について統計的な意味を説明できるようになることです。授業では、様々なグラフの特徴と応用、基礎統計量、基礎的な確率の概念と確率の計算、二項分布と正規分布による分析方法、推定と検定の考え方と実践について学びます。
科目コード |
- |
単位数 |
2 |
配当年次 |
1 |
履修パターン |
T |
本科目では、文科系と理科系を問わず全ての学生が学ぶべき情報の仕組みを総合的に学修します。私たちは情報を活かして思考し、環境を認識し、行動します。情報社会では、人や物の代わりに情報を移動させることにより、空間的・時間的制約が取り払えます。情報は思考の素材、コンピュータは万能機械、インターネットは外部脳、システムは問題解決の手法です。情報社会での最適行動のためには、様々な情報の仕組みの正しい理解が重要です。そのためには、技術のみではなく、哲学・倫理・認知・心理・法律なども視座にする必要があります。
科目コード |
- |
単位数 |
2 |
配当年次 |
2 |
履修パターン |
S |
生活のあらゆる場面で「情報」の役割が重要になり、文部科学省は①情報活用の実践力②情報の科学的な理解③情報社会に参画する態度の3点を情報教育の目標としています。本講義の目標は課題や目的に応じて情報手段を適切に活用することを含めて、必要な情報を主体的に収集・判断・表現・処理・創造し、受け手の状況などを踏まえて発信・伝達できる能力(情報活用の実践力)の習得です。具体的には、インターネットを通じて資料を集め、表計算ソフトでデータを分析し、ワープロソフトを使ってレポートを作成する情報スキルを身につけます。
科目コード |
- |
単位数 |
2 |
配当年次 |
2 |
履修パターン |
S |
生活のあらゆる場面で「情報」の役割が重要になり、文部科学省は①情報活用の実践力②情報の科学的な理解③情報社会に参画する態度の3点を情報教育の目標としています。本講義では主として「情報活用の実践力」について学習します。これは、課題や目的に応じて情報手段を適切に活用することを含めて、必要な情報を主体的に収集・判断・表現・処理・創造し、受け手の状況などを踏まえて発信・伝達できる能力とされています。具体的には問題を解決するための手順を考え、プログラミング言語を使ってプログラムを作成し実行します。
科目コード |
- |
単位数 |
2 |
配当年次 |
1 |
履修パターン |
F |
生命科学 (ライフサイエンス)は,生命現象全般を対象として、その仕組みを明らかにし、人々の健康や生活、暮らしに役立てる広範な学問領域を指す。本講義では、生物学、化学、物理学などの基礎科学と、医学、薬理学、脳科学、工学などの応用科学の各分野を横断して、生命現象の仕組みについて科学史を紐解きながら学ぶ。細胞から身体・脳・心の世界まで、ミクロからマクロまで視点を往復させて私達が直面する問題まで考えたい。最終的には、生命現象の全体像を統合的に理解し、自他共の健康や人生に役立つ実学として生命科学を学ぶ。
科目コード |
- |
単位数 |
2 |
配当年次 |
2 |
履修パターン |
F |
地球温暖化など環境問題の解決が国際的な共通の目標になっている一方、特に日本では3.11の震災以降、資源循環型社会への転換が喫緊の課題になっている。しかしながら、自分の課題としての実感は乏しく、どこか他人事で、科学・技術による解決を期待しているのではないだろうか。確かに科学・技術の進歩は必須のものであるが、科学・技術だけで解決できる問題ではない。本講義では、まず環境問題の実態と課題について把握し理解する。その上で、社会情勢や価値観なども取り上げ、できるだけ生活と関連のある問題として考えたい。
科目コード |
- |
単位数 |
2 |
配当年次 |
1 |
履修パターン |
F |
人権とは何かを理解し、豊かな人権感覚をもって、職場、地域社会、家庭において活動できるようになることを目標とします。世界と日本における人権についての歴史を学び、どのような人権がどのような試練を経て認識され、獲得されてきたかを学びます。また、世界人権宣言、国際人権規約、日本国憲法などで保障される人権の内容を学ぶと共に、テーマ別に、具体的な事例や判例を通して、人権について考えます。また、本学創立者の人権に関するスピーチや対談の内容を通じて、人権についての考え方を学びます。
科目コード |
- |
単位数 |
2 |
配当年次 |
2 |
履修パターン |
F |
本科目の目標は、女性学全般についての知識と理解を深め、さらに実践に生かせる力を身につけることです。具体的には、まず女性学の歴史をひもとき、その成立と課題について考察し、女性をめぐる諸問題の根底に横たわる本質を理解していただきたいと思います。次に、現代社会の諸領域――家庭、職場、教育、高齢化、メディア、暴力、生殖医療など――を取り上げ、問題点を明らかにします。具体的な諸問題を通して、現状を理解し、問題解決に向けての考察ができる能力を身につけていただきたいと思います。
科目コード |
- |
単位数 |
2 |
配当年次 |
1 |
履修パターン |
F |
生命の尊厳を否定する現代文明の矛盾の象徴としての核兵器の問題をめぐるテキストの議論を学ぶことで、平和学の中心的な課題である、戦争の防止/戦争の規制への取り組み、核兵器廃止への取り組み、暴力解消への取り組みを理解し、以下のレベルに到達することを目指します。(1) 核兵器廃絶をめざすことの意義と具体的な廃絶への取り組みを説明できる。(2) 核兵器以外の現代世界における脅威とは何かを説明することができる。(3) 現代世界における脅威にどう取り組むべきかを論ずることができる。
科目コード |
- |
単位数 |
2 |
配当年次 |
1 |
履修パターン |
S |
「共通総合演習(ゼミ)」とは、通常の講義形式の授業ではなく、教員と少人数の学生とが特定のテーマについて対面式で討論を行い、掘り下げる授業のことである。テーマは教員によって異なるが、その学問分野の導入的内容を扱う。一つのテーマのもと、それに関する諸問題について学生が自主的に学習し、参加者全員で楽しく討議を積み重ねながら理解を深める。そして、この授業では学生に主体的な参加を促すことを通して、アクティブラーニングを実践する場としていきたい。
科目コード |
- |
単位数 |
2 |
配当年次 |
2 |
履修パターン |
F |
地域研究Aのテーマは「東南アジアの近現代史」です。19世紀半ばから現在に至るほぼ東南アジア全域の近現代史を研究します。授業の主な内容は以下の通りです。(1)序論:オランダ・イギリス・フランスの植民地支配の拡大、(2)東南アジアのナショナリズム、(3)国民国家の誕生、(4)国内支配の強化(強権政治の確立)、(5)緑の革命、(6)1980年以降の東南アジア、などです。近代史を学ぶことによって、今日の東南アジアがどのような経緯を経て形成されたのかを研究します。
科目コード |
- |
単位数 |
2 |
配当年次 |
2 |
履修パターン |
S |
中国は今日飛躍的発展を遂げ、経済大国、政治大国としての地位を確立しつつある。この大発展のスタートは、80年代の「改革開放」政策である。以来、この30年余りの劇的な変化は、今日的な様々な社会現象を生み出している。一方、中国社会を、その社会たらしめる基本的要素、即ち広大な国土、巨大な人口、悠久の歴史、そしてその下で育まれてきた諸文化の上にその諸現象があることも事実である。以上の観点に立って中国を、その基本的要素、伝統的要素から、更に改革開放政策の要素から立体的に講義してゆく。
科目コード |
- |
単位数 |
2 |
配当年次 |
2 |
履修パターン |
F |
21世紀に入っても、世界における貧困と紛争そして疾病の中心地域とされるのがアフリカである。なぜそうなったのかについて歴史の観点から見つめることが重要である。とくに植民地時代以降のアフリカ各国の動向が、現在の姿を決定づけることになった。さらに、日本にとってのアフリカとはどのような位置づけになってくるのであろうか。単に援助の対象としてのアフリカから日本の国際戦略の一環としてアフリカの重要性を考察したい。講義では可能な限り最新のデータを使用したい。